ブレーンストーミングの効果


経営コーチは、あなた専用のブレーン。
経営目標とそれを達成するための行動計画
つまり「戦略」を考えるための「思考のパートナー」です。

ブレーン brain には、「脳」という意味と
参謀、側近、相談役といった意味とがあります。
後者は、ルーズベルト大統領がニューディール政策を推進したときの
顧問団の呼び名に由来する、brain trustの略です。

1人で机に向かって考えをまとめるのではなく
複数の人間が集まってアイデアや意見を出し合うことを
ブレーンストーミングといいます。
広告会社や企画会社のようにアイデア勝負の業種では
よく行なっているようです。
1人だけで考えると考えが煮詰まって展開していかなかったり
発想が限られた視点でしかできなかったりするのに対し
複数で考えると自分には絶対思いつかないアイデアを出す人がいたり
人の発言が呼び水になって自分も新しいアイデアを思いついたり
することが期待できるのです。

考えるという作業は当然ながら1人でするものです。
しかし、自分のアタマの中だけで考えると
グルグル同じことばかり考えて一向に前に進まなかったり
どんどん違う方向へ考えがそれてしまったりしがちです。

つまり効率がよくないのです。
その点、コーチと話し合っていると
考えを整理したり気づきを得ることがしやすくなります。

実は、人間の脳はスーパーコンピュータ並みの
情報処理能力をもっています。
私たちは、新聞を読みながら食事をし、その間ちゃんと
テレビの音も聞こえています。
脳の無数の細胞が、同時に仕事をしているからです。
しかし、そのまま脳の中で考えをめぐらせているだけだと
今度はその情報処理能力の大きさがじゃまになってしまうのです。
つまり、考えがいろいろ浮かびすぎて、かえってまとまらない
ということです。
まとめるには、情報をアウトプットすることによって
情報を把握しやすい大きさにします。
なぜかというと、アウトプットできる量は
インプットして脳の中で処理する量に比べてはるかに少ないからです。
「アウトプット」とはつまり、話したり書いたりすることです。

人としゃべっていて、「考えがまとまったな」、「あ、思いついたぞ」
という経験は、誰しもおもちでしょう。
また「アイデアはすぐ手帳に書き留めろ」とか
「書きながら考えをまとめていけ」と、よくいわれているのも同様です。
コーチに対して、考えをアウトプットすることによって
より多くの知的生産を行なう。

これが、ブレーンストーミングの効果の1つめ「脳力アップ」です。
コーチは、傾聴や質問などの技術を使い
その作用を意識的に、効率的にもたらすことができる人です。

また、当たり前ですがコーチは自分とは別の脳
別の視点や発想、情報や知識をもった人です。
コーチングというと、「ただ相手の話を聴いて質問するだけで
提案や意見はしない」と思い込んでいる方がときどきおられますが
そうとは限りません。

私の場合特に、小さな会社専門のコンサルタントという経歴をもち
自分でも超零細企業ですが経営者として
ランチェスター戦略やマーケティングを絶えず学び実践しています。
経営者の知り合いも多く、経営者を多くコーチングしています。
そういうことから、小さな会社の経営者であるクライアントに対して
コンサルタント的に、アイデアを提案したり、アドバイスすることがあります。
時には、DMの文面を添削したり
通販サイトでの見込み客増加策を提言したり
給与制度の概略を考え提案する、というところまで踏み込みます。
求められれば決算書を拝見してアドバイスします。
人を紹介することもしばしばです。

つまり、コーチの脳をも使うことで
その人がもつ情報・知恵・知識を利用できる
のです。
これが、ブレーンストーミングの効果の2つめ「脳を2つ使う」です。

コーチは、クライアントの話をただ漫然と聴くのではなく
あいまいなことを具体的にしていく、アイデアをいくつも出させる
ごちゃまぜになっている考えを分別する
提案や意見を投げかけて動きや思考が止まっているのを打開する
といった戦略をもちながら、話を聴いて質問します。
これを「意図をもったコーチング」ともいいます。
なので、コーチに考えを話すことで、考えがまとまったり
時にはアイデアを見つけたりするわけです。

私はあなたの、もう1つの「脳 brain」です。

私も一度、経営コーチングを受けてみる