販売ルートと営業方法が分かりません
近々、起業予定です。
ある分野の輸入商品を扱いますが、自社のネットショップでの販売と、お店やネットショップへの卸を考えています。
しかしそういった業界での勤務経験がなく、販売ルートも、営業方法もよく分からず悩んでいます。
値段の付け方も、どのくらい利益を乗せていいのか、知識がまったくなくて困っています。
どうしたらいいでしょうか。
今は、販売先として、ネットショップでの消費者直販と、お店やネットショップへの卸の2通りを考えておられます。
小さな会社の場合、いっぺんに2つのことをやると力が分散してうまくいきません。
起業後しばらくはお一人でされる予定ですし、お子さんがおられるので時間の制約もありますね。
何人も社員がいる会社や、家庭責任がなく朝から夜遅くまで働ける男性が、1つのことに集中して必死で動いているのに、 人数も時間も少ないあなたが、2つのことを同時並行でおこなって、勝てるはずかありません。
消費者直販とショップへの営業とでは、営業先も営業方法もまったく異なります。
「2つやれば、どちらかはうまくいくんじゃないか」といった甘い考えは捨て、どちらかを優先して、集中して営業すべきです。
直接お話ししてお伺いしたところ、「卸を優先する」とのことでしたので、ここからは、卸事業についてアドバイスします。
見込み客づくりの方法としては、お子さんもおられて家庭の仕事もある中で、1人で動くとなると、飛び込み営業をメインですることは、効率面からおすすめできません。
幸い、介護施設、介護用品店、防災用品店、キャンプ用品店というように、ターゲットが明確ですので、
電話帳やインターネットからリストを入手して、商品写真と説明の入った資料を送り、反応のあったところにお伺いすることをおすすめします。
しかし、直接お店の反応、ご意見を伺うためには、訪問することも必要だと思います。
たとえば、お困りの利幅ですが、業種や商品によってまったく異なり、対象業界をよく知らない私が、うかつにお答えすることはできません。
私がいた食品卸会社では「小売値の1割が卸の粗利、3割が小売店の粗利」となっていましたが、ある業種では、
小売店の粗利が売価の8割近いという例も聞いたことがあります。
分からないことは、お客さんに聞くのが一番です。
商品を見せて、値段はいくらぐらいが適当か、聞いてみましょう。
営業というより、ご意見を聞くという主旨で、近所のお店に行ってみるとよいですね。
はじめてお取り引きいただいたという遠方のネットショップですが、交通費はかかりますが、信頼関係を築くためには、訪問した方がいいと思います。
それで必ずしも、何か利益につながるとは限りませんが、ご意見を聞けたり、相談に乗ってもらえると思います。