チーム・組織開発とは、組織を変えて個人の能力を引き出すための手法です。
チーム・組織開発とは、組織を活性化することにより、個人の能力を引き出そうとする手法を指します。
1950年代にアメリカを中心に発展した概念で、昨今、GEやヤフーなどの取り組みもあったことから、注目を集めています。
組織開発の必要性
以前の日本では、「勤めた会社には骨を埋める気持ちで」と言われていました。
しかし今では、雇用形態も入社時期もさまざま。上司が年下や女性、外国人ということもあるでしょう。
お互いの環境や意識が大きく異なる状況の下、モチベーションを同じくすることが難しくなっていると言えます。
その上、メールの普及により、顔を見合わせての議論も減りつつあります。
改めて組織開発を行わない限り、すれ違うことは当然なのかもしれません。
組織開発が生まれた経緯
組織開発という概念が生まれたアメリカでは、個人主義が謳われています。
自分の仕事はきっちりとこなすが、他人の仕事には関心を示さない。これがデフォルト。
しかしそれでは、企業として立ち行きません。
そこで組織をうまく機能させるために生まれたのが、組織開発という考え方。
個人主義、さらには他民族国家であるアメリカにおいて、必要不可欠なことだったのです。
組織開発を実行するには
今までのトレーニングでは、研修の場をセッティングし、社員を呼び出して行うことが当然の手法でした。
しかし組織開発においては、実際に業務をしている現場で行います。
リアルな状況で実施するからこそ、本当の問題が見えてきますし、変化も可視化できるというわけ。
中には、違和感や拒否感を示す社員も出てくるかもしれません。
でもそこは、「現場であることのメリット」をしっかりと伝えて理解を深めましょう。
組織開発で生みだされるものとは
組織開発には、以下のものを生みだすチカラがあります。
・ 社員の気力
・ 職場への信頼
・ リーダーの創出
・ 価値観の共有
・ チームとの強調
実現するには、取り組み次第。
協力を仰ぎながら、まずははじめることが重要です。
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